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EXHIBITION
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ヨコサカタツヤ 個展
「おわり」

2021
10/22 Eri

2021
11/6 Sat
OPEN :
12:00 – 19:00
CLOSED:
Sun / Mon /Holiday
今回”初”の個展となる”おわり”を開催させていただきます。ヨコサカタツヤは群馬県に生まれ、現在東京を中心に作品を発表。突然の終わりを迎えたようなアニメシリーズや、いわゆるフィナーレを迎えたアニメは、作者が同じでなくても別シリーズとして書き直されることがある原作へのオマージュのようなもの。アートの世界では、これをシミュレーショニズムやアプロプリエーションと呼ぶことがある。ヨコサカの作品は、アニメシリーズの続編や継続作品と解釈していただければ理解が進む。
ヨコサカはアニメやマンガのオタク文化から生まれた共通言語の意味を考えることに作家生活の大半を費やしている。
CV
ヨコサカタツヤ
ヨコサカタツヤ1981年 群馬県生まれ 画家・イラストレーター
作品の発想元はアニメや漫画の続編について思いを巡らせたことにある。石ノ森章太郎の漫画『サイボーグ009』の神々との戦い編 は完結していない。しかし石ノ森章太郎亡き後、特撮作品の仮面ライダーアギトにおいて、そのつづきが語られたとされている。そう、サイボーグ009ではないのです。違う作品なのである。
また新世紀エヴァンゲリオンは風の谷のナウシカの続編だとか、エヴァはふしぎの海のナディアの続編だとか、ナディアは未来少年コナンの続編だ、という話もあります。はたまた、ルパン三世カリオストロの城の続編はハウルの動く城だ、などというのも。
そう。途中で終わったアニメや、最終回を迎えたアニメには、その原作者でなくても、他のアニメ作品や漫画で代価的、間接的にそのストーリーが語られることがある。オマージュという形でなぞられたりしている。また、原作者が子供の頃に影響を受けた作品の続編という裏テーマで書かれた作品などもある。
つまり世の中そういう作品ばかりなのかもしれない。アートの世界で言うところのシミュレーショニズムや、アプロプリエーション、のようにも思える。
ヨコサカの作品は盗用や、贋作でなく、その斜め上の『続編』を描くに至った。
既視感や、デジャヴ、こんなシーンあったよな・・・という記憶の隅をくすぐり、ともすれば記憶の書き換えさえすることができたら。。。
見る側に、そういう何かの続編ではないか?どっかでみたなこれ・・・パクリの元をみつけてやる、と、走馬灯をこちらから巡らせることができたら、そしてその中で、アートのレイヤーを一枚でも挟んでもらえたら、目論見として成功したと言える。
個展
2020年 東京モータープール グループ展
2021年 東京モータープール グループ展
アートフェアアジア福岡 グループ展
アート台中 グループ展
2022年 「おわり」個展
PAST EXHIBITION