

二宮千都子は学生の頃より法律を学び、小説家を目指しながらSEとしてプログラミングに携わってきた。
現在は現代美術家として東京を中心に活動を行なっている。
二宮作品はSEとして仕事に従事している頃、普段では当たり前のように扱うプログラミング言語に興味が湧いた。
そもそもこのプログラミング言語が存在しないと、普段我々が目にしているPCやスマホなどからの情報にはたどり着けない。
read more
つまり、影の立役者であるプログラミング言語にスポットライトを当てた作品を試みている。
デジタルデバイスには欠かせない存在である、裏方から込められたメッセージを視覚芸術へと導く二宮。
法律をテーマに始まり、短編小説、Tagging、Frankensteinなどをネタに、一貫してプログラミング言語が主体となり作品を構成してきた。
今回の個展では、私達が日々色々なものを自動機能によって”オススメ”されている、音楽や動画・食べ物・知り合う人・次に行く場所に至るまでの機能をテーマに作品へ落とし込む。
もしかすると、誰かの構築した仕組みによって人生の一部を少しだけ左右されている?
本当に私達にとってそれらは必要だったのだろうか?
その”オススメ”は時として、騙されているのでは・・・
今回は二宮がネット上で薦められた色々な”オススメ”を皆様にもお薦めしてみる。
二宮作品はあなたへの”オススメ”となりうるのか…乞うご期待!