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OPEN :12:00 – 19:00
CLOSED:Sun / Mon
ふとした瞬間の一コマが、同時に動いていることの騒がしさ、視覚では納められることのできない情報、状態の変化、「動き」の持つ活発さや原動力、壮大さにのまれるような刺激を体感することに興味を持つ。この体感(記憶の「動き」=運動感覚)を重要視しながら、アニメーションの中のキャラクターが持つ柔軟性ある「動き」と重ね合わせることで、画面上でどのように表現できるのかについて、シルクスクリーンを通して可視化している。今回のタイトルでもある、SYMPHONYとは交響曲を意味する。演奏の中でもアクセントとなる管楽器やリズミカルな打楽器、伸びやかに包み込むような弦楽器など、楽器それぞれの音が響き交わることで空間全体から音を通して振動が伝わる。聴き終わった途端、感覚を通して何か壮大な体感を得たような記憶から、今回の展示空間では一列に並んだ作品上の「動き」から残像のような余韻が交じり合い、視覚を通して何か体感したような記憶を残せるのではないかと試みる。
CV
勝木有香
経歴
1996年 大阪府生まれ2019年 嵯峨美術大学 芸術学部造形学科版画・写真領域卒業2021年 嵯峨美術大学 大学院芸術研究科造形複合分野修了2021年 多摩美術大学 絵画学科版画専攻 版画研究室助手着任大阪
受賞歴2019年「第63回CWAJ現代版画展」審査員特別賞2019年「第44回全国大学版画展」優秀賞2019年「第44回全国大学版画展」町田市立国際版画美術館賞2021年「Kyoto Art for Tomorrow 2021 京都府新鋭選抜展」読売新聞社賞
個展
2019年「TURN ROUND AND ROUND」Kunst arzt(京都)2020年「FLOW AREA」Kunst arzt(京都)2022年「HOPPING STAGE vol.2」matter(東京)2023年「勝木有香のシルクスクリーンの世界」ACTUS(東京)/ディレクション:CANDY BAR gallery
グループ展
PAST EXHIBITION